過敏性腸症候群(IBS)
こんな過敏性腸症候群の症状にお悩みですか?
・急激な腹痛とともに、一日3回以上の水のような便が出る
・冷たいものを飲むと下痢になる
・辛いものを食べると下痢になる
・長年にわたって下痢が続いている
・排便時に腹痛があり、強く息まないと便が出ない
・うさぎの糞のようなコロコロとした便が出る
・残便感がある
・ストレスを感じると下痢になったり便秘になる
・もしあなたがこういった症状にお悩みなら、過敏性腸症候群(IBS)の可能性が高いと考えられますが、大丈夫です。当院の施術がきっと改善のお役に立てます。
・そのためにはまず、過敏性腸症候群(IBS)とはどういう症状なのかを知っておきましょう。
過敏性腸症候群(IBS)とはどういう症状なのか?
過敏性腸症候群は消化管の病気で、腹痛と便秘または下痢を繰り返し引き起こします。
過敏性腸症候群の診断基準(ローマⅢ基準)は以下の通りです
■腹痛あるいは腹部不快感が最近 3ヶ月の中の 1ヶ月につき少なくとも 3日以上を占める
■下記の 2項目以上の特徴を示す
(1)排便によって改善する
(2)排便頻度の変化で始まる
(3)便形状(外観)の変化で始まる
*少なくとも診断の 6ヶ月以上前に症状が出現し,最 近 3ヶ月間は基準を満たす必要がある.
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症状は様々ですが、下腹部痛、腹部膨満、ガス、便秘、下痢がよくみられます。
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様々な物質や感情的要素が引き金となって過敏性腸症候群の症状が起こります。
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通常は症状に基づいて過敏性腸症候群と診断されますが、他の病気ではないことを確認する検査が行われます。
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通常は、食習慣の変更と薬の使用によって具体的な症状を緩和することができます。
大腸本来のリズミカルな運動(自動力)
医学書院 プロメテウス解剖学アトラスより引用
大腸は、微かにゆったりとしたリズミカルな動きをしています。それを赤い矢印で示しました。この動きが何らかの原因により動きが固くなることがあります。触診してもお腹が硬い状態です。
そうなると蠕動運動にも影響が出てきますし、過敏性腸症候群の方は少なからずこの動きに制限があります。
【当院の見解】あなたを悩ませる過敏性腸症候群の原因
当院の考える過敏性腸症候群の原因は3つあります。では一つひとつ説明していきます。
原因1.ストレス過多が引き起こす自律神経の乱れ
脳はストレスを受けると危険を察知し、身体を臨戦態勢にします。
しかし長い間、脳にストレスを受け続けると、次に脳はネガティブな対応として自律神経の乱れが生じます。
この状態になると、自律神経の適度なコントロールが困難となり、動作や環境の変化によって起立性調整障害などが起こります。
これを当院では脳の誤作動と捉えています。
つまりちょっとしたストレスで自律神経が乱れてしまい、疲労しやすくなったり、気持ち悪くなったりします。 また時には、風邪やアレルギーなどの免疫系の抑制や原因のはっきりしない症状などに悩まされることにもなります。
その結果姿勢を保持する筋肉もうまく働かなくなり、骨格が歪んでしまうのです。 これらはすべて無意識で起こる現象なので、本人はそのような状態を認識できず、身体に過度の負担をかけ続けます。
そして姿勢や体重を支える筋肉にダメージや疲労が蓄積した結果、体へ様々なトラブルが起こります。
原因2.早食い、早口、早歩きなどのセカセカした生活習慣
日本人は欧米人に比べて消化器が丈夫ではありません。なので良く噛んで食べる必要があります。早食いによって胃、十二指腸、小腸、そして大腸それぞれに負担がかかってきます。
また早食いだけでなく、せかせかしている生活は交感神経の興奮状態を招き、副交感神経(迷走神経)支配である大腸が十分働けません。その結果として下痢や便秘を引き起こす原因となります。
原因3.身体に合わない食べ物、冷たい飲み物
- ●遅発性アレルギー食品の影響
即時型アレルギーは良く知られていますが、摂取後、数時間から数週間後に症状が出現する食物アレルギーがあります。その時に起こる症状の一つに過敏性腸症候群があります。
遅延性アレルギーの原因となる食品例
乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)
小麦製品(パン、麺類、ピザ、パスタ、ビール、焼酎、ウイスキー等)
卵、豆類、ナッツ類など
- ●砂糖
砂糖の摂取により、腸内環境が悪化することがあります。特に有名なのはカビの一種であるカンジダ菌で、精製された砂糖を摂取することで増殖することが分かっています。カンジダ菌によって小腸の腸壁の結合が悪化し消化吸収に大きく影響します。
- ●冷たい飲み物、食べ物
腸内の温度を下げると、腸の機能低下を招きます。
冷たいお茶やビール、アイスクリームなど、冷えた食品を日常的に摂取すると、腸内環境に大きく影響します。
起立性調節障害を改善に向かわせる当院の施術
①中枢神経系の左右バランスを整える
大脳皮質、脳幹、小脳など中枢神経系を精密に検査し、左右アンバランスになっている神経経路や脳の部位を特定します。
この検査結果によっては、脳外科の受診を勧めることがあります。
中枢神経系は、非常にデリケートなので、可能な限り弱い刺激によって、低下している脳の部分を回復させます
②脳のストレスを除去する
脳ストレスによる誤作動をリセットします。脳ストレスと言っても、頭部だけでなく全身に約30か所の治療ポイントがあります。施術の結果として脳ストレスで抑制されていた筋肉の機能が回復してくるので、背骨や骨盤を含め全身のバランスが向上します。
脳ストレスによって影響を受けていた呼吸機能も回復して、ますます身体が生き生きとしてきます。
治療方法は極めて穏やかで、指による頭部および末梢へのソフトタッチで行われます。
指で各治療ポイントに軽く触れ、身体のエネルギーの変調を調整し、脳の活性化を促進させ、恒常性を整える治療法です。※当院が行っているBASE療法について詳しくはこちら
③大腸を中心に消化器系の動きを回復させる
健康な状態において副腎などの内蔵は、僅かながらリズミカルな動きがあります。何かの原因でその動きが損なわれることがあると、身体の不調に繋がってしまいます。当院では副腎の施術を非常に重視しており、ほとんどの方に施術を行います。
必要に応じて副腎と関連のある背骨の施術を行います。
③食事など生活習慣の指導をする
人は食べたもので出来ています。過敏性腸症候群のケースでは生活習慣の指導、特に食生活の見直しが必須です。病院で受けた血液検査があれば尚良いですが、血糖値が安定するように食事を見直して頂きます。
通院の目安
症状がひどい場合
1ヶ月間は1週間に2回
その後の1~2ヶ月は1週間に1回
その後は身体の状態をみながら徐々に施術間隔を開けていきます。
症状が回復した後は、メンテナンス通院を提案しています。
施術内容と料金
施術には細心の注意を払っておりますが、もし少しでも痛かったり不快な場合、遠慮なくお伝えください。直ちに対応いたします。
次回のご予約、さらに次のご予約を頂くことで都合の良い時間をお取り頂くことができます。