TFCC損傷(手首の付け根の痛み)
こんなTFCC損傷の症状にお悩みではありませんか?
●ドアノブや車のキーを回すと手首が痛い
●テニスやバドミントンをすると手首が痛い
●重たい中華鍋を使うと手首が痛い
●手をつくだけで手首が痛み、日常生活に支障をきたす
●手首をひねったり小指側に曲げると手首が痛い
つらいあなたの症状が楽になって、思い切りテニスやバトミントンを楽しんだり、痛みのない生活にもどるためのお役にたちたくて、このサイトを作りました。よろしければ少しお付き合い下さい。
そもそもTFCC損傷とはどんな症状なのか
長年お悩みの方はご存知かと思いますが、TFCCとは「三角線維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex)」のことで、手首の小指側にあるクッションの役割をする靭帯や軟骨などを指します。
↓ 赤丸部分を大きくすると…
※出典 プロメテウス解剖学アトラスより引用
つまりTFCC損傷とは「手首の小指側にある、靭帯や関節円盤などのクッションが損傷している」ということです。手関節捻挫と呼称される場合もあり、手首を小指側に倒すと痛い、手首をひねると痛いという症状が伴います。テニスやバドミントンなど繰り返し手首をねじる動作を繰り返すことでも生じ、手をつくだけで手首に痛みが生じて日常生活に支障をきたすという場合もあります。
サポーターを巻いたり運動を制限し手首の安静を保つことで痛みが和らぎ、酷使すると痛みが酷くなるという経過をたどります。
TFCC損傷の原因は筋肉の弱化と蓄積疲労による組織のダメージ
TFCCがダメージを受けるに至る原因は2つです。では一つ一つ解説していきます。
原因1.脳へのストレス⇒筋肉の弱化
※出典 プロメテウス解剖学アトラスより引用
脳へのストレスがどのようにグロインペイン症候群につながるのか、下記は当院が考えるグロインペイン症候群の発生のプロセスです。
脳がストレスを受けると身体を活動的にさせ臨戦態勢にする
それでもストレスを受け続けると、脳は身体を抑制状態にする
姿勢や体重を支える筋肉の動きにブレーキがかかる
その筋肉が上手く働かず、過剰な負担がかかり続け筋肉や骨にダメージが起こる
そのため筋肉が正常に働かず、骨格が歪んでしまい痛みやコリなど不調が起こり始める
負担が続くとついに神経を圧迫し始め痛みがひどくなる
ついに坐骨神経痛となる
通常人間はストレスを感じると、それと戦うか逃げるかの対処をします。
脳も同じでストレスを受けると、何とかしようとして身体を活動的にし、心理的にもポジティブな状態に向かわせる事で、ストレスに対抗するのですが、それでもストレス状態が続いたり、ストレスに上手く対処できなかった時はネガティブな対応を行います。
具体的にどうなるかというと、意欲の減退や自信喪失、落ち着きがなくイライラしたり、消極的な行動などを取るようになります。
体も酷使し続けると疲れ果てて、機能しなくなりますよね。それと同じことが脳から身体への信号伝達でも起こっているんです。ストレスに対抗し続けて脳が疲れ果ててしまい、身体を非活動的にして抑制状態にするんです。
この状態になると、姿勢を保持したり体重を支える筋肉などの行動にブレーキが働き、運動機能の低下などが起こります。これを当院では脳の誤作動と捉えています。
そうなると、ちょっとした動作で筋肉を傷めたり、筋肉が疲労しやすくなったり、関節を痛めやすくなったりします。また風邪やアレルギーなどの免疫系の抑制や原因のはっきりしない症状などに悩まされることにもなります。
これらはすべて無意識で起こる現象なので、本人はそのような状態を認識できず、身体に過度の負担をかけてしまい筋肉・骨の疲労の結果ダメージが起こります。
原因2.中枢神経系のバランス低下⇒筋肉の弱化
例えば右の大脳皮質または延髄が低下すると、右の屈筋群が弱化します。
弱化した状態でプレーを続けると、ショットの瞬間の衝撃を支えられなくなり応力がTFCCに集中します。その状態で継続してプレーを続けていくと、組織が耐えられなくなりダメージを受けてしまいます。
当院の施術方法
①ストレスよる脳の誤作動を一旦リセットさせる
脳ストレスによる誤作動をリセットします。脳ストレスと言っても、頭部だけでなく全身に約30か所の治療ポイントがあります。施術の結果として脳ストレスで抑制されていた筋肉の機能が回復してくるので、背骨や骨盤を含め全身のバランスが向上します。
脳ストレスによって影響を受けていた呼吸機能も回復して、ますます身体が生き生きとしてきます。
治療方法は極めて穏やかで、指による頭部および末梢へのソフトタッチで行われます。
指で各治療ポイントに軽く触れ、身体のエネルギーの変調を調整し、脳の活性化を促進させ、恒常性を整える治療法です。※当院が行っているBASE療法について詳しくはこちら
②中枢神経系のバランスを整える。
神経学的検査を行って大脳皮質、脳幹、小脳など中枢神経系の低下などアンバランスを検出し、極めて軽い刺激によって回復させていきます。
③筋肉と骨格のダメージを修復する
テストによってダメージ箇所を特定しながら、一つ一つ丁寧にアプローチしていきます。この作業を徹底的に進めていきます。1回で治ることは稀なので、繰り返しの通院が必要になってきます。
通院の目安
症状がひどい場合
1ヶ月間は1週間に2回
その後の1~2ヶ月は1週間に1回
その後は身体の状態をみながら徐々に施術間隔を開けていきます。
症状が回復した後は、メンテナンス通院を提案しています。
施術内容と料金
施術には細心の注意を払っておりますが、もし少しでも痛かったり不快な場合、遠慮なくお伝えください。直ちに対応いたします。
次回のご予約、さらに次のご予約を頂くことで都合の良い時間をお取り頂くことができます。