鵞足炎(がそくえん:膝の内側の痛み)
こんな膝の内側の痛みにお悩みではありませんか?
●階段を登り降りすると、膝の内側が痛い
●マラソンに参加予定なのに走れなくて焦っている
●行きたいところへ自由に行ける膝にしたい
●病院でみてもらっているが、よくならない
●できれば、注射や薬を使わずに治したい
そもそも鵞足炎(がそくえん)とはどんな症状なのか
出典 グレイ解剖学アトラスより
鵞足(がそく)とは、太ももの内側から膝の内側(脛骨:けいこつ)に付着する3本の筋肉の総称で、ガチョウの足のような形をしているので鵞足と呼ばれています。
付着する筋肉は、半腱様筋、薄筋、縫工筋の3つです。
この部分の筋肉が骨に付着する部分でダメージが起きたり、滑液包が炎症を起こすことで、歩行時、階段の上り下り、走った時などに、膝の内側に痛みを生じます。
炎症期間が長くなるほど、良くなるまでに長期間必要になるので、早期に適切な処置をすることが、痛みの軽減や回復を早めるには大切です。
鵞足炎(がそくえん)3つの原因は?
当院の考える鵞足炎の原因は3つあります。では一つ一つ説明していきます。
原因1.脳へのストレス⇒筋肉の弱化
脳へのストレスがどのように鵞足炎につながるのか、下記は当院が考える鵞足炎の発生のプロセスです。
脳がストレスを受けると身体を活動的にさせ臨戦態勢にする
それでもストレスを受け続けると、脳は身体を抑制状態にする
姿勢や体重を支える筋肉の動きにブレーキがかかる
その筋肉が上手く働かず、過剰な負担がかかり続け筋肉や骨にダメージが起こる
そのため筋肉が正常に働かず、骨格が歪んでしまい痛みやコリなど不調が起こり始める
負担が続くとついに神経を圧迫し始め痛みがひどくなる
ついに坐骨神経痛となる
通常人間はストレスを感じると、それと戦うか逃げるかの対処をします。
脳も同じでストレスを受けると、何とかしようとして身体を活動的にし、心理的にもポジティブな状態に向かわせる事で、ストレスに対抗するのですが、それでもストレス状態が続いたり、ストレスに上手く対処できなかった時はネガティブな対応を行います。
具体的にどうなるかというと、意欲の減退や自信喪失、落ち着きがなくイライラしたり、消極的な行動などを取るようになります。
体も酷使し続けると疲れ果てて、機能しなくなりますよね。それと同じことが脳から身体への信号伝達でも起こっているんです。ストレスに対抗し続けて脳が疲れ果ててしまい、身体を非活動的にして抑制状態にするんです。
この状態になると、姿勢を保持したり体重を支える筋肉などの行動にブレーキが働き、運動機能の低下などが起こります。これを当院では脳の誤作動と捉えています。
そうなると、ちょっとした動作で筋肉を傷めたり、筋肉が疲労しやすくなったり、関節を痛めやすくなったりします。また風邪やアレルギーなどの免疫系の抑制や原因のはっきりしない症状などに悩まされることにもなります。
これらはすべて無意識で起こる現象なので、本人はそのような状態を認識できず、身体に過度の負担をかけてしまい筋肉・骨の疲労の結果ダメージが起こります。
ダメージが起こった状態の筋肉骨格は骨盤がずれたり、全身のバランスが崩れやすくなります。
原因2.脚の骨(脛骨)のダメージ
鵞足という部分は脛骨(けいこつ)に3つの筋肉が付着している部分をさします。します。激しい運動の結果、骨がダメージを起こしてしまいます。一度ダメージが起こると、治さなければ治りません。マッサージや炎症止めなどの対症的な処置で一時的に良くなることもありますが、プレーに支障が出る状態が続けば、選手生命にも関わってきます。
出典 グレイ解剖学
原因3.内臓機能の低下(副腎など)
出典 プロメテウス解剖学アトラス 胸部/腹部・骨盤部
カイロプラクティックの概念では内蔵と筋肉に深い関係があり、鵞足と関連のある臓器は副腎です。副腎の機能低下が起こると鵞足筋(半腱様筋、薄筋、縫工筋)の弱化が起こり、痛みを出します。
副腎はストレスによってダメージを受けるため、脳ストレスケアがここでも役に立ちます。
鵞足炎を改善へ向かわせる当院の施術方法
①ストレスよる脳の誤作動を一旦リセットさせる
脳ストレスによる誤作動をリセットします。脳ストレスと言っても、頭部だけでなく全身に約30か所の治療ポイントがあります。施術の結果として脳ストレスで抑制されていた筋肉の機能が回復してくるので、背骨や骨盤を含め全身のバランスが向上します。
脳ストレスによって影響を受けていた呼吸機能も回復して、ますます身体が生き生きとしてきます。
治療方法は極めて穏やかで、指による頭部および末梢へのソフトタッチで行われます。
指で各治療ポイントに軽く触れ、身体のエネルギーの変調を調整し、脳の活性化を促進させ、恒常性を整える治療法です。※当院が行っているBASE療法について詳しくはこちら
②骨格のダメージを修復する
出典 グレイ解剖学
矢印の部分(鵞足)のダメージケアをする。
③副腎のケアをする
副腎を直接アプローチします。ただし脳ストレスケアで既に副腎ケアをしているため、施術前に副腎との関連性を調べて、もし関連がある場合は重点的にケアをします。
他にも小腸や腹部の他の臓器に異常が見られた場合は併せてケアをします。
通院の目安
症状がひどい場合
1ヶ月間は1週間に2回
その後の1~2ヶ月は1週間に1回
その後は身体の状態をみながら徐々に施術間隔を開けていきます。
症状が回復した後は、メンテナンス通院を提案しています。
施術内容と料金
施術には細心の注意を払っておりますが、もし少しでも痛かったり不快な場合、遠慮なくお伝えください。直ちに対応いたします。
次回のご予約、さらに次のご予約を頂くことで都合の良い時間をお取り頂くことができます。