妊娠中の痛み
約50%の妊婦が腰痛を訴えるとか。
その1/3が寝返りがうてなかったり、痛みで夜寝られないなど、
強い痛みがあるというデータがあります。
妊娠中はホルモンの作用で、骨盤や恥骨結合が拡がっているので不安定となり、痛みが発生しやすくなります。
また、お腹が大きくなることで、身体のバランスが崩れ腰痛を引き起こすこともあります。
妊娠中に腰痛を起こす方は、妊娠前に腰痛の経験がある場合が多いようです。
妊娠中の腰痛には4つのタイプが
①恥骨の痛み
恥骨痛の場合、骨盤が開いている場合が多く、骨盤の矯正が基本となります。 その上で、施術を進めていきます。
②骨盤の痛み
最も多いのが骨盤(仙腸関節)が開いてしまって痛みを誘発しているケースです。
③背骨の痛み
背骨が歪んでいるタイプ。 ただし、意味も無く背骨が歪んだりはしないので、 原因を突き止め、歪みにくい身体づくりをめざします。
④お尻から太もものウラにかけての激痛
この症状が最も重く、まっすぐ立てない、寝返りがうてないなど、深刻です。
こういう方は、痛みの少ない姿勢から慎重に施術をはじめます。
お尻の筋肉が硬くなっていることが多く、
当院の整体技術がいかんなく発揮される場面です。
余談ですが、重い症状の方は個人的には非常に気合が入ります。
4つのタイプに共通しているのは いずれの痛みの場合でも、 筋肉に問題がある場合がほとんどです。
ですから、筋肉の状態を整えてから、骨格の矯正をいたします。
通院の目安
あなたのお身体の状態によりますが、通常、以下のような通院間隔になることが多いです。
あくまで目安ですので、症状によってより高い頻度で通院していただく場合もございます。
痛みの改善の為には 週2回(2週間)
その後お身体の調子に合わせて 週1回(2~4週間)
痛みは無いが安産・産後の為に 2~3週間に1回