毎月一度の勉強会 in 大阪に行ってまいりました。今回は肩から指先にかけての動脈を使った施術です。身体の構造の中心は何かご存知でしょうか?骨?筋肉?内蔵?脳?
どれも正解です。私達治療家の間でも意見が分かれることでしょう。動脈が身体の運動の中心である、ということをある先生から教わりました。正直言って「動脈が身体の運動の中心」ということ、にわかに信じられません。だって血管ですから、血液を運ぶ作用は有っても身体の運動に関して構造的に関わるとは考えにくいですよね?
しかし動脈と筋肉の滑走が上手く行かないと身体の動きが制限されるのは間違いありません。ですから最初に運動制限を開放することを当院でも取り入れ始めました。
ふにゃふにゃしている動脈を運動軸とする施術は、難しいですが上手くいくと良い結果がでます。痛みが軽くなり動きやすくなります。面白いです。学べば学ぶほど、身体というのは奥深いですね。