子どものころ、転んだり、どこかにぶつかったとき、お母さんにナデナデしてもらった経験はありますか?
「痛いの痛いの飛んでけー」なんて言われたりして。
実はこれ、神経学的に効果があることが分かっています。神経の線維には様々な太さがあり、細い線維より、太い線維が優先されるのですが痛みを伝える線維より、触覚を伝える線維の方が太くて優先されます。
触覚>痛み
なんです。ですからぶつけてジンジン痛むとき、さするのは理にかなっているわけです、はい。ちなみに自分でさするより、誰かにさすってもらった方が気持ちが良いのにも理由があります。
さするという行為は運動を伴います。そして運動するときに筋肉の状態をモニターしているのですが、この時のモニターする神経が触覚(さする)線維より優先されるのです。自分で擦ると、運動が優先されるので触覚を感じづらくなってしまうんですね。
さする(運動)>さすられる(触覚)ということです。
ですからお母さんや恋人、配偶者に擦ってもらうと気持ちよいんですよ。
え?気持ちよくない?
それは擦ってもらう相手を間違えているかも(笑)
身体の不調もあるし行ってみたいけど、再燃し始めたウイルスがちょっと心配ですか?当院では感染に気を付けながら施術しています。良いご縁がありますように。
0568-44-2895